今回は、noindexの設定方法について解説していきます。
noindexの設定方法は、コーディングを利用するか、それともコーディングを利用しないか(WordPressサイトのブロックエディタで実装するなど)で若干違いますが
どちらも比較的簡単に設定することができます。
noindexを設定する理由
実際にnoindexの設定をする前に、「そもそも、noindexというのはなぜ設定をする必要があるのでしょうか?」について考えてみましょう。
例えば、お客様からWeb制作の依頼を受け、サイトを作っている途中の場合
そのサイトがインターネット上に公開されている状態だとどうなるでしょう?
サイトを訪れた人は、途中までしかできていないサイトを見ているわけなので、困惑してしまい早急に離脱してしまいますし
Googleからの評価も悪くなり、SEO的評価も下がってしまいます。
これは、途中までしか出来ていないページや、改修が必要なページなどでも同じです。
このように、途中までしか出来ていないサイトや、改修の必要があるページなどは
noindex設定をして公開されないようにした場合もあるのです。
noindex設定のやり方
noindexを設定する方法は、コーディングを利用する場合と利用しない場合で若干違いますが
どちらもそこまで難しくないので、まだ覚えていなかったり、忘れてしまった人はこれを機に覚えておきましょう。
コーディングを利用する場合
まずは、コーディングを利用する方法です。
静的サイトにnoindex設定をする場合などがこれに当たりますね。
例えば静的サイトにnoindex設定をする場合は、htmlファイル内に記述をしていきます。
簡単な作業であるため、プログラミングをあまりしたことがない人でも実装はできると思いますが
サイトの制作や改修を頼んでいる制作会社がいる場合は、担当者にお願いして実装してもらうのも1つの手です。
具体的には、下のコードをheadタグの中に入れればいいだけです。
<meta name="robots" content="noindex">
おすすめは、同じようなmetaタグが集まっている下あたりに記述をすることです。
具体的には、下のように設定できていれば問題ないでしょう。
<head>
<meta charset="UTF-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
<meta name="robots" content="noindex">
<title>Document</title>
</head>
実装ができたら、サイトやページがちゃんと非表示になっているか(ちゃんとnoindexが入っているか)をソースコードで確認してみましょう。
ソースコードは、Macを使用している人はControlを押しながらクリック(Windowsを使用している人は右クリック)したら、「ページのソースを表示」を押すことで確認できます。
あるいは、Option + Command + U (Windowsを使用している人はOption + Control + U )を押すことでも開けます。
画像はnofollowも入っていますが、ソースコード内に下のような記述がされていればOKです。

コーディングを利用しない場合
続いては、コーディングを利用しない場合です。
主に、WordPressを利用している場合でしょう。
WordPressを利用している場合は、静的サイト(コーディングで実装する)よりも簡単です。
WordPressの管理画面の設定>表示設定の中に
「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」
という項目がありますので、そちらにチェックをするだけです。

ただ、WordPressを利用してサイト制作をする場合は別ですが、自分で発信するブログを構築していく場合などは
最初からnoindexを設定する必要は、あまりないと思いますので
チェックしなくても大丈夫でしょう。
まとめ
ということで、今回はnoindexについて解説してきましたが、おさらいをすると
・noindexは、公開すべきでないサイトやページを非表示にするためにある
・静的サイトでは、<meta name=”robots” content=”noindex”>をheadタグ内に挿入する
・WordPressサイトでは、設定の表示設定から、「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れる
ということでした。
このブログでは、Web制作に関する話題やコーディング、WordPressなどに役立つ情報を発信しているので
次回の記事もぜひ見てくださいね。
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