どうも、わいです。
「Web制作に挑戦したい!」と思って、勉強してみて
ある程度制作できるようになったから、案件を取ってみたい!
「でも、Web制作の案件を獲得してから、実際にはどのような流れで納品までいけば良いの?」
そう思ったことはありませんか?
ということで、今回はWeb制作案件を獲得してから納品するまでの具体的な流れを徹底解説していきます。
Web制作でサイトを作り、納品まで行う際の流れで分からないことがあったり、躓いてしまっている人は
この1記事で全てが分かりますので、しっかりと最後まで読むようにしてくださいね。
僕は、既に15件以上の案件を納品していますが
どんな案件をこなす際にも、大体今回お話しする流れで対応しています。
では、さっそく解説していきます!
Web制作案件を獲得してから納品するまでの具体的な流れ
Web制作案件を獲得してから納品するまでの具体的な流れは、以下の通りです。

①ヒアリング
②ワイヤーフレーム・デザインカンプ制作
③ワイヤーフレーム・デザインカンプを参考に、サイトを制作
④細かい部分の調整、エラー修正
⑤納品
では、細かく見ていきましょう。
①ヒアリング
ワイヤーフレームやデザインカンプを制作したり、テスト環境でサイトを制作する前に
まずはクライアントにヒアリングをして、「どのようなイメージのサイトを作りたいのか?」「どのような目的でサイトを作るのか?」などを明確にしましょう。
特に、クラウドソーシングなどで営業する場合は、テキストだけのやり取りだとどうしても認識の齟齬が発生してしまいます。
できるなら、Zoomなどで1回擦り合わせを行なった方が良いです。
②ワイヤーフレーム・デザインカンプ制作
ワイヤーフレーム・デザインカンプを制作し、お客様に提出しましょう。
理由は、ワイヤーフレーム・デザインカンプを用意しないでいきなりサイトを作って見せても
「思ったのと違った…」と思われるケースがあるからです。
ただし、WordPressの既存テーマで制作する場合は、ワイヤーフレームやデザインカンプの提出は不要なことも多いです。
③ワイヤーフレーム・デザインカンプを参考に、サイトを制作
ワイヤーフレーム・デザインカンプを提出し、「この構成・デザインでお願いします!」と言われたら
そのデザイン通りにサイトを制作していきます。
構成やデザインが細かく反映されているか、厳しめにチェックしましょう。
特に、marginやpaddingの調整などはしっかり行ってください。
完成したら、クライアントに見せていきます。
その際は、まだ制作途中なのでnoindex設定をしたり、Basic認証をつけるのを忘れないでください。
④細かい部分の調整、エラー修正
できたサイトを提出したら
「ここをこうして欲しいと言ったけど、やっぱこうしてください」
「ここはもっとこうしてほしい」
と言われることもあるので、そういった点を修正し
細かいニーズに応えていきましょう。
また、この時点であるページが404で見れない、などのエラーがあったら修正してください。
エラーだけではなく
・画像を設定したのに表示されていない
・リンク切れが起きている
などがあった場合も、この段階で直しておきましょう。
⑤納品
細かい部分の調整やエラーの確認などが終わったら、クライアントにチェックしてもらいましょう。
OKが出れば、納品をしていきます。
Web制作の案件では
・htmlファイルやcssファイルなどのファイルを提出することで納品完了
・実際にできたサイトのURL先を送付したら納品完了
など、「どのような状態になったら納品完了なのか?」は1つでないので
様々なパターンに対応できるようにしましょう。
また、特に制作会社からの依頼ではなくエンドクライアントからの依頼の場合だと
「インターネット上にサイトが公開されていることを確認できたら、案件終了にしたいです」
と言われることも多いです。
そういった場合は、依頼してきた会社の会社名をGoogleなどで検索し、実際にサイトが公開されることを確認し
それをスクショに撮ったりしてクライアントに提示してあげましょう。
サイトができてから(noindexを外してから)、実際に検索にかかるまでには数日から数週間かかる場合がありますので
3日に1回くらい確認してみるようにしてください。
その際は、設定しておいたnoindex設定やBasic認証を外すのも忘れずに。
特に、noindexを外さないといつまで経ってもサイトがインターネット上に公開されません。
Web制作案件での心構え
ここからは、Web制作案件を取り組む際の心構えを解説していきたいと思います。
できるだけ少ない回数の提出でOKをもらえるようにする
これはサイト制作だけでなく、改修作業などでも言えることですが
できるだけ少ない回数の提出でOKをもらえるようにした方が、クライアントの満足度が高くなり
他に困ったことがあったり別のサイトを用意しなくてはいけない時も、あなたを頼ってくれやすいです。
逆に、5回も6回も修正依頼を出していると
無事に
ただ、最初のうちは知識も乏しいですし経験も浅いので
まずは案件を完了させることを重視して、慣れてきたら徐々に少ない回数でOKをもらえるように意識しましょう!
低単価の案件でも手を抜かない
2つ目は、「低単価の案件でも手を抜かない」ことです。
特に、初めて案件を受注したり、まだ実績が少ないうちは低単価の案件しか取れません。
低単価の案件だと、どうしても
「なんでこの金額で、これだけの作業をやらないといけないんだ。。」
と思ってしまうこともあると思います。
しかし、1円でも金額をもらっているならそれは、金額以外は普通の仕事と変わらないので
丁寧に案件をこなすようにしましょう。
実は、低単価の案件は、低単価であるゆえのメリットがあります。
それは、「値段以上の価値」を出しやすいことです。
感動や満足度は、支払った金額より、与える価値の方が大きかったら大きい分だけ生まれてきます。
10万円でサイト制作を受けた際には、10万円分の仕事を行っても、相手は感動も何もしてくれません。
なぜなら、10万円の期待値に対し、10万円分の仕事しか行っていないので
10万円 – 10万円 = 0 だから。
しかし、1万円や3万円で引き受けた案件で、10万円分の仕事をしたらどうでしょう?
1万円の案件だったとしたら、1万円 – 10万円 = -9万円
つまり、9万円分の満足感をクライアントは受け取ることになるので
「他の案件も任せよう!」
「ぜひ、別の仕事もあなたにお願いしたいです!」
となる可能性が非常に高いです。
しかも、丁寧な仕上がりなのに、スピーディに対応してくれたら
9万円 + αの満足度が生まれます。
このように、最初のうちは経験が浅いので継続発注に繋がりにくいと思われがちですが
このように期待以上の仕事をすると、初心者でも継続発注を獲得することは不可能ではありません。
現に、ボク自身も3件目の案件を手を抜かずに丁寧にこなしたら、継続案件が来ましたし
その後、別のクライアントさんから依頼が2件来た際も、どちらも継続発注になりました。
最初はなかなか思うように稼げないと思いますが、それでも目の前の案件に手は抜かないでください。
最後に
というわけで、今回はWeb制作案件を獲得してから納品するまでの具体的な流れを徹底解説していきました。
今回紹介した流れは、Web制作で案件を取っていきたい方にとっては必須科目とも言えるので、必ず習得するようにしましょう。
また、今回の内容で分からない箇所がありましたら、コメントで教えていただけると嬉しいです!
このブログでは、今回のようにWeb制作に関する話題やコーディング、WordPressなどに役立つ情報を発信しているので
次回の記事もぜひみてみてください!
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